新解釈の新時代シンデレラ
いつの時代も「シンデレラ」というのは女性の憧れ。不遇の暮らしから夢を掴む物語は、いまをひたむきに生きる女性たちの心をつかんで離さない。グラドル応援サイトという思いで運営させてもらっている我が『グラッチェ』も、グラドルたちのシンデレラストーリーを切に願っている。
3月17日公開の映画『シンデレラ/3つの願い』は、これまでのシンデレラ像を覆す新解釈によるストーリーだという。新時代にふさわしい力強い女性像が描かれており、ノルウェー映画史上最大の動員記録を達成した。
そこで、グラビア界でも輝きたいと願う新人タレントの森脇梨々夏に本作を見てもらい、これからの芸能活動への糧にしてもらった。
ABEMAの恋愛リアリティーショー「恋する◆週末ホームステイ」などで注目を集めた新進タレントである森脇梨々夏は、新時代のシンデレラを見てどんな思いを馳せたのか――。
【森脇梨々夏】
2002年5月8日生まれ/兵庫県出身
身長:161センチ
趣味:食べること、寝ること、ゲーム、ライブ配信、ショッピング、美味しいご飯巡り
特技:バク転、ハンドスプリング、ブレイクダンス、ヒップホップ、空手、テニス
<SNS>
Instagram:ririka_0508
Twitter:@moririka_0508
TikTok:@moririka
森脇梨々夏インタビュー
――まずはデビューのきっかけから教えてください。
森脇梨々夏(以下、森脇):修学旅行で東京に来たんです。それで原宿を歩いていたら声をかけられまして…。
――おお! いきなり王道のシンデレラストーリーじゃないですか!?
森脇:いや、そんな…(笑)。
――しかも声をかけてきたのはプラチナムプロダクションという大手じゃないですか! 日本全国の女の子たちが夢見る「竹下通りでスカウト」なんですね!
森脇:たまたまだと思います…。
――いや、確かに目に留まると思います。ルックスはもちろんのこと、スタイルも抜群ですから。これまでの経歴ではグラビア活動というのはあまりありませんが、ぜひグラビア界で羽ばたいてほしいと思います。
森脇:そんなに自信はありませんが、チャンスがあればぜひ!
――プラチナムプロダクションといえば、最近では雪平莉左さんなどがグラビアで大活躍中です。ぜひ森脇さんも続いてほしいですね。その際は我々にも撮影させてください!
森脇:こちらこそ、よろしくお願いします。
――さて、先ほど「シンデレラストーリー」というワードが出ましたが、今回見てもらった映画『シンデレラ/3つの願い』は新解釈のシンデレラストーリーだったようで…。
森脇:ホント、面白かったです。最初は「シンデレラ」と聞いて、ディズニーのシンデレラをイメージしていたんですが、ぜんぜん違いました。
――従来の「シンデレラ」との大きな違いというと?
森脇:12時で魔法がとけないんです! そもそもタイトルにあるように魔法は3つ叶えられる設定で、その3つの願いを軸に物語が進んでいくという感じでしょうか。
――なるほど。確かにいわゆる「シンデレラ」とはテイストが異なるようです。
森脇:何度も見ちゃうほど面白かったです。
――何度も?
森脇:はい! ストーリーが複雑というわけではないんですけど、伏線の回収みたいなものが至る所にあって、何度見ても「これがこうなったのか」っていろんな発見があるんです。
――重厚なストーリーになっているんですね。
森脇:人間ドラマっていうか、主人公のシンデレラはもちろんのこと、それぞれのキャラクターに物語があってのめり込んじゃいました。
――ポスタービジュアルも印象的ですよね。
森脇:そうなんです。シンデレラって、ちょっと見すぼらしい格好と可憐なドレス姿のギャップをイメージすると思うんですけど、このシンデレラは弓を持ってますからね(笑)。この弓がまたいろんな意味を持っているんですよ!
――なんだか気になることを言いますね。
森脇:ネタばれになっちゃうので詳しくは言えませんが、シンデレラがとにかくカッコよくて、私も頑張ろうって思えました。
――それは素晴らしいことですね。
森脇:今の時代の強い女性像みたいなものが描かれているので、勇気をもらえる人は多いと思います。私も、そのひとりですから。
――これからの芸能活動にも気合いが入りました?
森脇:そうですね! なんでもチャレンジして、家族にも楽しんでもらえるようなタレントさんになりたいと思います! 私、ファザコンならぬファミコン(ファミリーコンプレックスの略)なので、家族が大好きなんです(笑)。
――ご家族が喜ぶような活躍を期待しております。ぜひグラビアも!
森脇:シンデレラのように自分で夢を掴みたいと思いますので、よろしくお願いします!
(取材・文・写真=グラッチェ編集部)
映画『シンデレラ/3つの願い』
誰もが知る「シンデレラ」の物語を新たな解釈で描いた、ノルウェー製作のファンタジーラブストーリー。
美しく、弓や乗馬も得意で勇敢な女性シンデレラと、王家の伝統に縛られたくない王子。ある日、森の中で2人は偶然出会い、すぐにひかれ合うが、互いの名も知らぬまま別れてしまう。シンデレラは再会を願うが、厳しい継母は彼女に外出を禁じる。そして、王子の花嫁を見つけるために開かれる舞踏会の日が近づくなか、シンデレラは願いごとをかなえてくれる不思議な3つの木の実を手に入れる。
主演は、これが映画初出演となったノルウェーの人気歌手アストリッドS。いじわるな継母役を「テルマ」などにも出演したノルウェーの実力派エレン・ドリト・ピーターセンが演じた。
2021年製作/87分/G/ノルウェー
原題:Tre notter til Askepott
配給:プルーク、エクストリーム