『恐解釈 桃太郎』主演の早河ルカは映画初出演! 令和の魔法少女が事故物件で鬼退治?!

主演の早河ルカ

 Ranzuki専属モデルの早河ルカが映画初出演で初主演を果たした。誰もが知る日本昔話の『桃太郎』を現代風にホラー解釈した衝撃的作品『恐解釈 桃太郎』で魔法少女を演じているのだ!

 同映画は幽霊、鬼、妖怪…入り乱れる呪怨屋敷で悪夢のパラノーマル・バトルロワイヤルが繰り広げられ…、そこで早河が演じる魔法少女が鬼退治に挑む!というもの。

 映画初主演の感想や印象的なシーン、魔法少女を演じた彼女ならではのエピソードなど、話を聞いた。

早河ルカインタビュー

――初主演映画、どうでしたか?

早河ルカ(以下、早河):4日間という撮影期間で役柄的にセリフも多かったので、けっこう大変でした。不思議な役柄でもあるので、初めての経験や挑戦が多くて。

――印象的なシーンは?

早河:吐くシーンです。なかなかない経験ではあるので、吐く前はけっこう練習して、どうやって吐くのか、吐こうか、と動画を見て練習はしました。

――もちろん、吐くシーンは初めて?

早河:そうですね。監督には「吐く前の嗚咽、気持ち悪くなる感じが大事」と言われて、自分が吐いてしまう時ってなにも考えずに吐いてしまうので、吐く前ってこんな表情で、嗚咽の仕方は…?と考えて、何回か練習して挑みました。


――吐くシーンは4日間の撮影でいつ頃の撮影?

早河:最初の日ですね。初日に占いのシーンをガッツリと撮ったので。

――初日から大変でしたね。

早河:そうですね。一日目はあんまり撮影の雰囲気がつかめないままでしたが、一番セリフが多い日だったので、大変な一日でした。

――占いに興味も?

早河:今回の役でタロット占いをしていますが、実は前にタロット占いにハマっていた時期があって、それこそYouTubeとかで自分の仕事運とかを見ていたので、魔法少女というお話をいただいた時に占いがタロットカードと聞いて、びっくりしました。

 タロットは、実際にタロット占いで活躍されている方に教えてもらいました。タロット占いに初めてちゃんとふれて、あぁー見てたやつだーと思って、タロット占いができて嬉しかったです(笑)。

――今後もハマっていきそうですね

早河:そうですね。自分でできるようになったら、楽しそうですね。

――早河さんならで見どころは?

早河:占いのシーンも真剣な感じで占っているので、そこを見て欲しいのと、家族の感動シーンやメインの鬼との退治の仕方。鬼に追いかけられている恐怖な感じを皆さんも体験してもらえたら。けっこうハラハラするので。

――早河さん自身もホラー好き?

早河:ホラー好きですね。もともとは刑事系が好きで、そこからホラー系も見るようになって、一人で見たりしています。ホラー混じりのコメディとか不思議な感じも好きです。

――撮影現場もホラー感漂っていましたか?

早河:そんなに怖いという印象はあんまりなく、私の演技はどちらかというとコメディ感が強かったので、完成したのを見た時にけっこうホラーで私もびっくりしながら、出来上がった作品を見ました。

 撮影現場では休憩中に、共演者が血を浴びていたり首を絞められているシーンを見て、ホラーを実感することがけっこう多かったですね。

――そんな共演者の方との思い出ってありますか?

早河:最終日の撮影はけっこうおしていて、2時間ぐらい空き時間があったので、一緒のシーンが多かったお化け役のお菊さんとおしゃべりすることが多かったです。グロいシーンが多いのに、休憩中は和気あいあいと過ごしていました。

――演技でこだわった点や監督からのアドバイスは?

早河:基本的には令和の魔法少女ということで、監督からは、「なんなら台本を少し変えて自分が言いやすいように」とセリフを言わせてもらいました。

 自然な表情で伝えるシーンが多かったので、表情豊かに、表情で伝えることは意識しました。

――今後挑戦してみたい役とかありますか?

早河:刑事ドラマに出てみたいです。刺されるシーンに興味があって、見ているこちらからだと、殺傷シーンが想像できなくて、現場ではどうなっているのだろう…と。一度でいいから、そういうシーンをやってみたいと思います。後、恋愛ドラマも憧れますね。

――好奇心旺盛ですね。演技以外にも雑誌のモデルなど、幅広く活動されていますが、好きな分野はありますか?

早河:もちろん夢だったので、雑誌のモデルも楽しいですが、人と話すことが好きなので、バラエティとかで話をするのも好きです。基本的に何でも好きで、何でもやりたいタイプです。

 ホラーを今回やらせてもらって、普段の性格とは180度ぐらい違う役を演じたので、自分も演技しながらワクワクやドキドキが多く、そういう意味では演技していて楽しかったですね。

――最後に読者にメッセージをお願いします

早河:今までのホラー映画とはちょっと違うというか、桃太郎と聞いたら童話の桃太郎が浮かぶとは思いますが、童話の桃太郎とは180度違った、コメディもありつつ、ホラーもありつつ、色んな感情になってもらえる作品だと思います。

 ホラーが好きな方もそうでない方も楽しんでいただける、と思いますね。

(取材・文・写真=グラッチェ編集部)

●早河ルカ(はやかわ・るか)
2003 年 4 月 19 日生まれ。埼玉県出身。プラチナムプロダクション所属。Ranzuki専属モデル。タレント。
「水曜日のダウンタウン」、「坂上&指原のつぶれない店」などバラエティの他、ドラマ TX「みなと商事コインランドリー」(2022)、CX「世にも奇妙な物語」(2021)にも出演。

●恐解釈 桃太郎
映画『恐解釈 桃太郎』公式サイト kyokaisyaku-momo.com

12月8日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー

出演:早河ルカ、仁科貴、佐倉萌、冨田伊織、朝木ちひろ、御法川イヴ、長村航希
監督・脚本:鳴瀬聖人
プロデューサー:叶井俊太郎、星野和子、制作プロデューサー:後藤剛
配給:オソレゾーン、エクストリーム
(c)恐解釈製作委員会
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