「友達に観させて新しい扉を開いてあげたい」幼少期からの酒場通いで経験値を積んだ比留川マイが勧める新感覚ホラー

 アイドルグループ「SharbetNEO」としても活躍する、グラビアアイドルの比留川マイ。レースクイーン出身の均整のとれたプロポーションなのに余すところなくむちむちと主張する肉付きに加え、人懐っこい笑顔で話し上手、さらに一人酒をたしなむとあって、「きれいなお姉さん」というキャッチが抜群に似合う。

 子ども時代のスナックでの思い出にステージに導かれたアイドルに、今勧めたい新感覚ホラーを語ってもらった。

【比留川マイ】ハイレグちゃん

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比留川マイ

比留川マイインタビュー

――神奈川県出身だそうですね。

比留川マイ(以下、比留川):横浜の上のほうです!

――それって高級住宅地じゃない!?

比留川:そう言っていただくことは多いですね(笑)。でも地元の思い出は、よく母と一緒にスナックに行っていたこと!

――え、子どものときに?

比留川:そうなんです。母がお酒好きで、母が行くスナックにいっしょにくっついて行ってました。もちろん私はお酒飲んでないですよ(笑)。

――小さい時の比留川さん絶対かわいいじゃないですか。ちやほやされたんじゃないですか?

比留川:そうですね、スナックのママさんとかには可愛がっていただきました(笑)。一番の思い出は、カラオケスナックのステージで歌ったことかなあ。母も歌うのが好きで。大きくてキレイなステージがあるお店で、そこのママさんや常連さんに「マイちゃんも歌いなよ~」っておだてられちゃって。

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――そりゃこんな子来てたら歌わせますわな。

比留川:セーラームーンの主題歌を歌ったんですが、それがすごく楽しくて! ステージに立ちたいなって思うようになった原点はこれかもしれません。

――比留川さんのファンはそこのスナックに感謝しないとだ(笑)。昭和歌謡がお好きなのもその影響なんですか?

比留川:そうですね、母の影響かも。一番好きなのが『オリビアを聴きながら』なんですけど、これももともとは母の持ち歌でした。

――わー、似合いますねえ。他に好きな歌は?

比留川:中森明菜さんの『少女A』、山口百恵さんの『さよならの向こう側」とか。先日一人で飲みに行ったお店のママさんが百恵ちゃんの当時のレコードを見せてくれて、感動のあまり口ずさみながら号泣してしまいました(笑)。

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――やってることが結構やさぐれてますね(笑)。

比留川:やさぐれてはないですけど(笑)一人で飲みに行ったり、一人行動も楽しめるタイプです。練習を兼ねて一人カラオケにもよく行きますし。あと、流行に乗ってる感じですけど(笑)サウナがマイブームで、ぼーっと考え事するのが楽しいですね。暑い中すっごく我慢して、汗がどばー!みたいなの楽しいんですよ。

――すっきりしますもんね。

比留川:『ザ・シスト』もその感覚に近くて、観終わったらすっごくスッキリしている自分がいました(笑)。

――グロ映画じゃないの?

比留川:グロいです! シンプルにグロい。でもグロ過ぎてて気持ちいい領域というか(笑)。開始30秒でグロくて、心の準備もできてないし最後まで観られるか心配してたんですが、なんかむしろ、観続けちゃって、やめられない……

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観賞中は叫ぶというより「ぐっ」とうめいてしまったそう

――中毒性がある。

比留川:そんな感じです。YouTubeとかで、角栓を圧出する動画とか人気があったりするじゃないですか。あの感覚に近いかなあ……気付くとグロシーンを待ってる自分がいるんです。

――ちょうど「おできから生まれたモンスター」ですし。

比留川:また、SEが絶妙に不快感を煽ってくるんですよ。「ぐちゃぐちゃぐちゃ~!!」「むにゅにゅにゅん……」「ぶしゅー!」みたいな。ほんと不快感200%以上です。

――熱演ありがとうございます(笑)

比留川:できものだけでここまでエンタメするか!という感じ。ハッピーエンドじゃないんですが、終わってみたら膿が出きったように爽快でした。

――うまい(笑)!

比留川:ストーリーもコメディタッチで結構面白いんですが、新感覚加減が印象に残りました。「グロいの無理!」って言ってる女友達に観させて新しい扉を開いてあげたい感じです……!

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(取材・文・写真=グラッチェ編集部)

 

『ザ・シスト/凶悪性新怪物』
2022年9月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、新宿シネマカリテ他 全国ロードショー

監督:タイラー・ラッセル
脚本:タイラー・ラッセル、アンディー・シルバーマン
製作:トラヴィス・エイヤーズ、ジェレミー・モリソン、エヴァ・ハーバーマン
出演:エヴァ・ハーバーマン、ジョージ・ハーディ、グレッグ・セステロ、ジェイソン・ダグラス
配給:エクストリーム

あふれるウミ汁、飛び散る血肉。
巨大化した人喰いオデキの恐怖を描いた、
戦慄のバイオ・サイエンス・パニック!

『顔のない悪魔』の空飛ぶ脳ミソ、『蛇女の脅怖』の蛇女、『溶解人間』の溶解宇宙飛行士、『遊星からの物体 X』の変異エイリアン、『バスケット・ケース』のベアリル、『悪魔の毒々モンスター』のメルヴィン、『ヘルレイザー』のピンヘッド、『吐きだめの悪魔』の酔っ払い…、これまで SF ホラー映画の長い歴史には数々の醜く、気持ち悪いモンスターやホラー・キャラクターが登場し、ス
クリーンを跋扈してきたが、ついに映画史上最も醜く、キモいモンスター映画がやってきた。その名も『ザ・シスト/凶悪性新怪物』!

この怪物は、ズバリ、“おでき”から生まれたモンスター。膿汁を噴出し、人間を喰い殺すこの醜悪な怪物は、マッド・サイエンティストが開発した腫瘍治療器の暴走で誕生し、診療所を惨劇の地獄へと叩きこむ。世界各国のファンタスティック映画祭で嘔吐と罵声と大絶賛を浴びた最新のカルトムービー! あなたはこの汚物スペクタクルにどこまで耐えられるか!? ※ご鑑賞には、(できれば)エチケット袋をご持参ください。

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