ホラー映画ガチ勢・月城まゆが語る「リアルが一番怖い」

 スレンダーなスタイルにFカップの正統派ナイスバディ、ぷっくり唇のアンニュイな美貌でハイクラスな印象を与える月城まゆ。しかし自称する“自由気ままなアイドル”の二つ名のとおり、「露出が好き!刺激が好き!」と明け透けに語る感じが好感を呼ぶ関西人だ。

 そんな彼女は刺激を求めてホラー映画を見まくっているらしい!「変態なのかも…」と言うほど追及しているその趣味を語ってもらった。

月城まゆ

――今日、そのニットで来たの!?

月城まゆ(以下、月城):そうですよ!これ1枚です。私、肌見せファッション好きなんです。

――じゃあグラドルは天職ですね。

月城:はい、露出が好きなので本当にお仕事楽しいです。

――露出するにあたって心がけていることは?

月城:脱げばエロい、痩せてスタイルよければ良い、ってわけじゃないんだなって思っていて。表情づくりと、体のラインの管理を心がけています。特に腰回りやヒップのライン。肌質も大事!

確かにほどよい肉付き

――もとからグラドルをやろうと思ってたんですか?

月城:最初は歌って踊るようなアイドルをイメージしていたんです。

――「月城まゆ」はそういう感じの名前かも(笑)。

月城:地元でキャバ嬢やってる友達がつけてくれたキラキラネームです(笑)。でも芸能活動を始めたのが少し遅かったのでアイドルって感じでもなくて…、ミスFLASHグランプリをいただいて、このお仕事がメインになってみたらすごく合ってたんです。私、刺激的なことが好きなので。趣味のサウナもフィジカルな刺激だし、ホラー映画も刺激ですね。

――ホラーがお好きなんですね。

月城:特に和製ホラーが好き。日本のホラー映画って、あり得そうなシチュエーションが多くて。お風呂とか、布団の中に……とか。リアルさがいいんですよね。

――好きな作品は?

月城:最近は韓国のホラー映画が気に入っています。じめじめした怖さがあって。でもいろいろ見ても、やっぱり忘れられないのは『呪怨』ですね。例の、お風呂で髪を洗っているときに…というシーンが映画史上最恐シーンだと思ってます。

――思い出して風呂入れなくなるからやめて(笑)。

月城:私もお風呂怖くなります!でもそのドキドキが楽しいんですよ!

――怖ければ怖いほどいいんですか?

月城:その通りです。もっともっと怖いのを求めてしまう。変態なのかもしれないですね。本当にこういうことが起きたらどうなるんだろうって憧れて楽しんでるんですよ。

刺激を求める月城のヒップも刺激的

――だからリアルなほうがいいわけですね。

月城:そうですそうです。洋画だと、『ムカデ人間』みたいなスリラーの、お化けとかじゃないけど、知らないところで起きていそうなえげつなさが好きなんですよ。『セルビアンフィルム』も最強にえげつなくて、私が求めてる刺激がすごくありました。

――ガチのスナッフフィルムを撮るっていう話ですよね。グロいんですか?

月城:これがモザイクなしで……このご時世に……?というグロいえげつなさもあるですけど、やることがとにかくえげつない話なんですよ。展開が最低。ラストも最悪で胸糞悪くて、一番人間がドン引きするところを突いてきたなっていう。

観賞中はあまりのえげつなさにこんな表情に。

――ドン引きも一種の刺激ですもんね。

月城:はい、とにかくパンチ効いてました!一歩間違ったらあり得るな、と思えるリアルさが作りこまれていて、より怖いんですよね。人間の怖さがすごく描かれていました。

――最後はやっぱり人間が怖いのか。

月城:ホラー好きは怖いほどうれしいはずなので(笑)、その意味ではほんと最強です。


(取材・文・写真=グラッチェ編集部)


『セルビアン・フィルム 4Kリマスター完全版』

2022年7月22日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺他 全国ロードショー

監督:ルジャン・スパソイェヴィッチ
脚本:アレクサンダル・ラディヴォイェヴィッチ
撮影:ネマニャ・ヨヴァノフ
出演:スルジャン・トドロヴィッチ/セルゲイ・トリフノヴィッチ/イェレナ・ガヴリロヴィッチ
配給:OSOREZONE/エクストリーム

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