グラドル情報サイト『グラッチェ』が気になるグラドルを紹介するグラビアインタビュー。今回は注目度急上昇中の藤乃あおいさんの登場です。まずは前編をお届け。後編はコチラです。
撮影=近藤宏一/取材・文=グラッチェ編集部
デビューから丸2年。ファースト写真集発売を8月末に控えた藤乃あおいは、「グラビア・オブ・ザ・イヤー 2021(キネマ旬報社)」グランプリなどタイトルを複数抱える期待の新星。潔い脱ぎっぷりや天然モノの100cmバストのインパクトも評価されるが、何よりも方言まじりで屈託なく話す彼女は本当に、ふつーのかわいい女の子。
「どうして私が?」という温度感が、たぶん彼女を好きになる理由。夏の夕暮れ、長い髪をなびかせて歩く藤乃の体温とともに感じてほしい。
諦めーの、地元帰りーの、そろそろ仕事しなあかんと思って
――出身は石川県なんだっけ。
藤乃:そうです。ここ、地元を思い出します。こんな河川敷の近くに住んでたんですよ。中3までずっとバドミントンをやってて。
――なんか似合いそうかも。
藤乃:バドミントンって意外とキツいんですよ! シャトルが風の影響を受けると困るから、締めっきりの体育館でプレイするんです。夏は地獄ですよ!
――イメージと違う……
藤乃:(笑)。それから高校の時は、バドミントンと弓道で迷って軽音部に入りました(笑)。
――新たな選択肢が登場。
藤乃:中学の時にベースを買ってたんですよね。友達と「バンドやろーや!」って盛り上がって買ったんだけど、その時は結局やらなかった(笑)。金爆(ゴールデンボンバー)にハマってて。
――10年前は全盛期だね。
藤乃:白塗りしてる(樽美酒)研二が好きで。その流れで己龍っていう白塗りもしているヴィジュアル系バンドにはまって追っかけしてました。高校時代は遠征費用のためにバイトばっかしてて、結局ベースはあんまり弾いてないですね。
――その後芸能界目指して上京したパターン?
藤乃:それが違うんです。高校卒業したあと、一度ファッション系の専門学校に進学するために上京したんです。でも辞めちゃって、地元に戻って2年くらいフリーターしてました。
――アパレルが好きだった?
藤乃:作ることが好きなんですよ。自分で手先は器用やと思ってます! デザイナーになりたかったけど、作るのと、新しく発想するのって違いますね。その才能はなかったな……で、諦めーの、地元帰りーの(笑)。
――それでグラドルが選択肢に挙がってくる人もなかなかいないと思うけど(笑)
藤乃:そろそろ仕事しなあかん!って思ってるときに、今のマネージャーさんが連絡くれたんですよ。
――前からつながりがあったんだ?
藤乃:専門学校時代、事務のバイトがしたいと思って応募した先にそのマネージャーさんがいて、スカウトされました。
コンプレックスだったから、逆に売り出せばいい
――そりゃまあスカウトするよね(笑)
藤乃:(笑)。体型も目立つし、さっぱりした性格なので男ウケしそうだと思ったらしいです。最初は「絶対できるわけないでしょ!!」って拒否してたんですが、タイミングよく連絡をくれたので……
――粘り勝ち。
藤乃:マネージャーさんもグラビアアイドルは担当したことがなかったらしいんですが、私は歌えなさそうだし(笑)、グラビアかなって。もともとこの体型はコンプレックスだったんですが、逆に売り出してしまえって納得しました。
――目立つもんね。
藤乃:うん、まず小学校の水泳が嫌でしたよね。バドミントンでも目立つし…部活のランニングも揺れて嫌でしたね。体操着の前を引っ張って、揺れるのがわからないようにしたりしてました。
――あー、体操着は特に。
藤乃:私服も隠すような服ばっか着てましたね。あと、通販も失敗するんですよ!モデルさんって細いから。届いて自分で着てみて、「やっぱこうなるか〜」ってガッカリするのがいつものパターン。
こんなヤツにようついてきてくれるわ
――嫌だったことをあえて使ったわけだけど、グラビアの仕事はどう?
藤乃:楽しいです!グラビアを知らんかったから、全部が新鮮で。スタッフさんもみんな優しくて、撮影会でファンの方と話せるのも楽しい。ノリがいい人多くて、友達感覚で話せるんですよ。
――やっぱり似たタイプが集まるのかな(笑)
藤乃:自然体でつくらん感じがいいとは言われる。こんなヤツにようついてきてくれるわって思いますよ(笑)。最初は全員名前覚えてたんですけど、最近覚えれんくてヤバい! 前から来てくれてる人は覚えてるけど、新しい人の名前がなかなかすぐには覚えられん…。
――それだけファンが増えたってことだよね。褒められるのはどういうところ?
藤乃:髪の毛はほめてもらいますね、何もしてないんですけど。あと、目もいいって言ってくれる人が多いです。それとやっぱり胸なんですけど、めっちゃ丸い!ってよく言われて。自分では見られないから新鮮ですね。
――確かに形は自分じゃわからないのか。
藤乃:横乳とか下乳とか、褒めていただくんですけど自分では意識したことなかった(笑)あ、あとグラビアで楽しいのは、可愛い子が多いこと!
――例えば。
藤乃:桃月なしこさん、高崎かなみさんとかが好きです。本当にかわいい! 本当に可愛い子が多いですよね、当たり前だけど(笑)!
厚底のミュールでがしがし河川敷を歩いてくれる感じ、サバサバしているようでどことなく漂う健気さ。これは男ウケというか、人類ウケだろう。後編ではパーソナルな部分やファースト写真集のことについて聞いていく。
撮影=近藤宏一
取材・文=グラッチェ編集部
【藤乃あおいグラビア情報】
藤乃あおいファースト写真集『Aoi』(双葉社)8月25日発売