桃々さやと、サウナでととのう。――韓国アイドル留学からコロナで帰国を余儀なくされ…/インタビュー

桃々さや

(撮影=松井秀樹/取材・文=グラッチェ編集部)

 Gカップバストに抜群の美脚、アヒル口の美貌が色っぽい桃々さや。サウナ好きで“ととのいグラドル”を自称する彼女と今日はサウナへ。あまり語られたことのないストイックな経歴が聞けたので是非確認してほしい。

 実際に高温のサウナ室内で激写した濡れ光る桃々さやのグラビアも後編でたっぷりお届けする。

 

サウナを信頼しているから好き

 

――サウナに連れてきて何なんだけど、サウナって何がいいの?

桃々さや(以下、桃々):サウナを出ると、切り替えられた自分に出会えるんですよ。

――ほー。

桃々:普通に生活していたら、嫌なことも起きるしストレスも溜まるじゃないですか。でもサウナを出たら「また仕事がんばろう!」って思えるように変わってるんです。そうなれるって信頼してるから好きなのかな。自分を自分で調整できるようになりました。だから未体験の人はぜひ感じてみて欲しいですね。

――いわゆる「ととのい」というやつを。

桃々:そうですそうです! サウナのあとの水風呂から上がってベンチで休んでるとき、ドラマ『サ道』のエフェクトのままの「ととのい」を感じられるんです。

これが桃々的ベストととのい角度とのこと

――桃々さんはいつ行ってるの?

桃々:週5ですね。

――ととのえまくっている(笑)。

桃々:はい(笑)。むくみが取れるから、お仕事前に行ったりもしますよ。北海道から佐賀から、サウナのために遠征もしてます。

 

基本は大衆浴場系

 

――気合入ってる! 好きなサウナは例えばどこ?

桃々:地方で言うと、千葉県の八街ヴィラというサウナが好きで。山の中のロッジ風の小さな建物がサウナになっていて、一棟貸ししてくれるんです。行き過ぎて、オーナーさんともはやサウナ友達です(笑)。

――リゾート系なんだ。

桃々:でも意外とお安いんですよ。予約はかなり難しいですけどね。こういうリゾートな感じとかキャンプっぽいのとか、ラグジュアリーなサウナも好きですが、基本的には大衆浴場みたいなところが好みです。

――それだと都内で行きやすいね。

桃々:東中野の松本湯がすごく好きで。他でも色々通っています。グラビア業界でもサウナ仲間が増えて楽しいです!

ドリンクはやはり“オロポ”。ばっちり持参してきてくれた

――サウナは東京に来てからの趣味?

桃々:そうですね。最初はお友達に連れて行ってもらったんですが、その時が楽しくてハマりました。

サウナでのツユダクな桃々は後編記事でたっぷりお届け

 

習い事感覚だった最初の芸能活動

 

――もともとはどこの人なの?

桃々:福岡市東区です。福岡市の中でも海沿いの、ちょっと外れのほうですね。自然もほどよくあって。

――どんな子どもだった?

桃々:子供時代は明るかった。知らない人にも愛嬌を振りまいてました!

――そういうところからタレント活動に興味を持ったのか。

桃々:それもあるかも。物心ついた時からアイドルが好きで、モーニング娘。を真似して歌ったり踊ったりしてて。そういう子どもだったから、両親もずっと応援してくれています。学校でも目立つ役回りが好きで、生徒会長もやってたし。

 

今回伺ったサウナが位置する川崎チネチッタ。「キャナルシティ博多に似てる!」と盛り上がる桃々

 

――生徒会長!

桃々:そうなんです! 中学生のときですね。体操のお手本で一人で踊る役とか、運動会の放送とかもやりました。最初の芸能活動は両親のすすめだったんです。

――理解のある親御さんだ。

桃々:高校に入ってから、原宿で大手事務所にスカウトされて。ただ、その時は高校生だったし、それより遊びたくて……両親から勧められるので、習い事感覚でやっていた感じです。それに、その事務所は女優さんの事務所だったから、お芝居をやりたいわけではないなって。

 ――お芝居よりアイドル志望だった?

桃々:そうですね。お芝居で誰かを演じるよりも、自分自身を表現したいんです。私、韓国にアイドル留学してたんですよ!

 

 

行き当たりばったりの韓国留学でアイドル練習生へ

 

――韓国!

桃々:もちろんKARAや少女時代へのあこがれもあったんですが、福岡だから、上京するより韓国のほうが近いんですよ(笑)。

――親御さんには韓国留学も賛成された?

桃々:いや、それが大反対で! 人生初の大喧嘩で、親の反対を押し切って留学しました。

――高校のときは賛成だったのに。

桃々:ほんとですよね(笑)。でも、たしかにあまりにもいきなり韓国に行こうとしていたので、今は気持ちがわかります。

――急に行ったんだ?

桃々:韓国語もしゃべれなかったし、行ってどうなるのか全然想像できていませんでした。最初は現地の学校に通ってバイトをしていたんですが、テレビ局でバイトするうちに局で事務所の方に声をかけられて、練習生になりました。

K-POPでも通用しそうな美脚は韓国で鍛えられたのだろうか?

――おお、K-POPっぽいキーワード!

桃々:当時は日本人メンバーがいるTWICEなんかも出始めていて、日本人練習生が増えていたんです。

――どれくらいでデビューする予定だったの?

桃々:それが、べつに決まってるものじゃないんですよ。デビューも約束されていない、給料も出ない、かなり過酷な世界でした! 韓国の思い出とか聞かれても、練習してた覚えしかなくて(笑)。とにかく、メンタルは強くなりましたよね。覚悟して渡韓っていうチャレンジをしたから。

――そんなにストイックにやってたのになんで日本に戻ってきたの?

桃々:帰りたくなかったですよ! でもコロナ禍でビザが下りなくなって、帰るしかなかったんです。またゼロからのスタートになってしまうけれど、年齢的に改めてアイドルを目指すのは厳しいなって思い悩んで、上京しました。

――そこで上京なのか。

桃々:それが渡韓に続く2つ目の人生の節目でした。練習生は形には残らなかったから、何か形に残ることがやりたいと思って。まず人に知ってもらうことからだと考えて、SNSに取り組みました。幸いTikTokですぐ100万回再生に到達して、お仕事をいただけるようになったんです。

――それで本当に仕事にしちゃうのは凄い!

桃々:アパレルのモデルとか、有名YouTuberさんのチャンネルに出演したり。福岡のパルコで1日店長もしましたよ。

――それがどうしてグラビアに?

桃々:韓国での経験も含めて、可愛い子、才能がある子をたくさん見てきたんですよ。じゃあ自分の強みってなんだろう? ってずっと考えてて。そうすると、やっぱり人と違うのはバストだなと。

――そりゃ、確かに人とは違う!

桃々:そうなんです、違うんです。中学校2年生でFカップあったから、スクール水着が着られなくて水泳の授業に出られなかったんですよ。だからコンプレックスでした。でも、逆に生かせたら自分を好きになれそうだなって。

――色々やった末に、そこに戻ってくるのってなんかいいね。

桃々:自分自身を表現するのが好きって言ったじゃないですか? グラビアってまさにそうなんですよね。

――確かに、それで自分自身を好きになれたら一番いいよね。

撮影=松井秀樹

取材・文=グラッチェ編集部

取材協力=ロウリューランド川崎店

取材後、「川崎にほかにも好きなサウナがあるので行ってきます!」と颯爽と去って行ったサウナガチ勢な桃々。ガチの高温サウナで汗に濡れる桃々のグラビアも近日公開!

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