【清水あいり】空手と天然ボディで大ブレイクの人気者

【清水あいり】空手と天然ボディで大ブレイクの人気者の画像1
※画像:清水あいりTwitter@airishimizuより

清水あいりとは

 芸能界において「キャラかぶり」は致命的で、誰もが独自のキャラクターを開拓しようと躍起になっている。グラビア界ではパーツ推しで差別化を図っているケースが目立つが、そんな中でお笑いタレント顔負けの「芸」で独自のキャラを確立し、ブレイクを勝ち取ったのが清水あいりだ。

 「あいりワールド」全開の脱力系のセクシー芸はダウンタウンや有吉弘行ら大物にも評価され、グラビア界のみならず芸能界の中でも唯一無二のユニークなポジションを築いている。

バラエティで才能が開花

 清水は大阪府枚方市出身で1992年生まれ。身長156センチ、スリーサイズ上からB90・W58・H85のHカップボディの持ち主だ。

 3歳のころから琉球空手を習い、形の部で小学6年生から中学2年生まで近畿大会で3連覇を達成。しかし、中学2年生でバストがEカップとなり、大きな胸が邪魔になって競技に集中できなくなってきてしまったとのこと。

 中学3年生の時に4連覇を逃したのは胸のせいかも…と、本人は週刊誌系メディアのインタビューで述懐している。この幼少期からの空手の経験が、のちのグラドルとしてのブレイクにつながるのだから人生なにが起きるかわからない。

 清水は中学卒業の時期に芸能事務所にスカウトされ、オーディションで映画『あいのこころ』の主演のひとりに大抜擢。「平山藍里」名義で映画デビュー作にして初主演を果たす。中学卒業後は、先に東京へ行った姉(シンガーソングライターのAmbi)を追って大阪から上京し、高校に通いながら本格的に芸能の道に入った。

 プロ野球・ヤクルトスワローズの公式ダンスユニット「Swallows Wings」(現:Passion)のメンバーとしての活動などを経て、18歳の時にグラビアデビュー。ずっとコンプレックスだったという大きな胸が最大の武器に変わったが、当初は大きな胸をどう生かしていいかわからなかったという。

 その後、2012年の事務所移籍に伴って現在の「清水あいり」に改名している。

 当時の清水は、抜群のルックスとプロポーションを持ちながらどこか弾けきれない印象があった。だが、グラビアだけでなく女優やタレントとしても活動し、さらにはアイドルユニット「PINE∞」のメンバーとしても活躍するなど、このころからマルチな才能の片鱗を見せている。

 そんな中、清水はABEMAの『妄想マンデー』への出演をきっかけにバラエティで才能が開花。グラビア以上にバラエティの仕事が増加していき、2017年にオアシズ・大久保佳代子がMCを務める深夜バラエティ『佳代子の部屋~真夜中のゲームパーティー』(フジテレビ系)の新レギュラーオーディションに参加したことが彼女の運命を大きく変えた。

「童貞を〇す空手」と「関西弁あいうえお」

 オーディションでは一発芸を見せることになっており、そこで清水は幼少期から習っていた空手をアレンジし、上半身は道着で下半身は水着というアンバランスな格好で大真面目に空手の形を披露。爆笑をさらって見事にレギュラー入りを果たした。これが胸をはだけながら形を披露する代表的な持ちネタ「童貞を〇す空手」に進化していったのである。

 また、2019年にはトークバラエティ番組『女が女に怒る夜』(日本テレビ系)に出演。あいうえお作文の要領で男心をくすぐるセリフを発する「男を惑わす関西弁あいうえお」を披露した。

 最初の「あ」は「あかん」、「い」は「いやや」、「う」は好きな男性のしぐさや口ぐせがうつってしまったという意味の「うつってしもた」、「え」は終電間際の「もうちょっとええやん」の「ええやん」、ラストの「お」は男らしい姿を見た時に使う「男の子やなぁ」で、あざとさ全開の艶っぽい関西弁でしゃべるのが大きな特徴だ。

 放送後、SNSで「こんな“あいうえお”使われたら誰でも落ちる」などと大反響となり、女性層からも「あざといけど面白い」と大好評。これをきっかけにブレイクの機運が高まり、ゴールデン・プライム帯の人気バラエティにも進出するようになった。

ダウンタウン、有吉弘行ら大御所との共演

 同年10月には、バラエティ番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)にゲスト出演。ダウンタウンを相手に「関西弁あいうえお」を披露することになった。

 浜田雅功には「は・ま・だ」で、「は」は「ハイエナみたいな男やぁ」、「ま」は「まっちゃんのおらん所で」、「だ」は「大胆にしばいてくれへん?」と誘惑。松本人志には「ひ・と・し」で、「ひ」は「ひっつきたいわぁ」、「と」は「とんでもない胸板や……」、「し」は「収録巻いて裏行かへん?」と甘い声でささやき、松本を大照れさせて大爆笑となった。これが評価されたのか、清水はグラドルとしては珍しく同番組に定期的に出演している。

 バラエティ番組『有吉反省会』(同)では、前述の「童貞を〇す空手」を披露。こちらも大ウケになり、清水が空手を習っていた“鬼師範代”を訪ねて「伝統のある沖縄空手をこんな風にアレンジしてしまってすみませんでした」と謝罪するという続編企画も放送された。

 ユニークな芸はプロの芸人も顔負けのレベルに達しており、お笑いコンテスト『女芸人No.1決定戦 THE W』に出場するなど、グラドルとしては異色の活動の広がり方を見せている。

YouTubeでも独特の魅力が炸裂

 そうしたバラエティでの活躍はグラビア活動にも追い風となっており、2017年にはファースト写真集『puyu.』(KADOKAWA)をリリース。2019年に発売したセカンド写真集『秘匿』(玄光社)では、バラエティの時とはまったく違った妖艶な姿を見せ、すさまじい色気とド迫力ボディで多くの男性ファンを惑わせた。

 さらには、2019年に「関西弁あいうえお」が楽曲化され、歌手デビューするという予想外の展開もあった。人気音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のトラックメーカー・ケンモチヒデフミが楽曲を手掛けた意欲作で、ダンスミュージックに仕上げられた曲や独特の雰囲気のミュージックビデオが話題を呼んだ。

 そんな清水の独自の世界観がいま最も炸裂しているのが、2020年5月に開設された公式YouTubeチャンネル「清水あいりのおイタがすぎまんねんTV」だ。

 「男を落とすノーブラコーデ」や「ノーパン筋トレ」といったセクシー系から、女性向けの美容ルーティン、キツキツのYシャツをまとって「胸のボタンは何メートル飛ぶ?」といった巨乳限定の検証企画、オリンピックで話題になったピクトグラムの完全再現チャレンジなど、幅広いジャンルの動画を投稿している。

 もちろん、持ち味である脱力系のお色気芸も盛りだくさん。リコーダーを演奏するという動画では、思わせぶりな指使いでリコーダーを愛おしそうに撫でながら「立派な棒やな~」などと甘い声でささやき、マクドナルドのポテトが揚がった時の通知音やチャルメラのメロディ、Adoの『うっせぇわ』を演奏。決して上手とはいえない演奏で、ひたすらシュールな光景が続くのだが、胸の谷間をあらわにしているせいか動画に年齢制限がつけられてしまっている。まさに「あいりワールド」全開といえるだろう。

 TwitterやInstagramでも、単にグラビアを投稿するだけでなく「笑い」を入れてくる傾向がある清水。ファンを喜ばせたい、笑顔にさせたいというサービス精神が感じられ、だからこそ多くの男性ファンが独特の魅力を持った彼女の虜になっている。

 独自路線を突き進んでいる清水は、くすっと笑える「あほエロい」というコンセプトを掲げているが、そのようなジャンルを開拓しようとするグラドルは芸能史上初だろう。これからどんな「あいりワールド」を見せてくれるのか、今後も目が離せない存在だ。

(文=グラッチェ編集部)